スイスではデジタルヘルス分野の動きが盛んで、研究・イノベーションと産業界が一体となったエコシステムが活発に動いています。
今回のウェビナーでは、特にヌーシャテル州に焦点をあて、同州のデジタルヘルスを取り巻くエコシステムをご紹介します。
同州は、近世以来、スイスの時計産業の中心地でありましたが、現在はその優れた技術力を背景としたマイクロテクノロジーやハイテク分野の研究で知られています。
今回のウェビナーでは、ヌーシャテルに所在する、スイスを代表する研究開発機関である「CSEM(Swiss Center for Electronics and Microtechnology)」、同州のテクノロジーパーク「マイクロシティ」より、デジタルヘルス関連のエコシステムや同州の活動についてご紹介する他、無呼吸症候群診断、がん予防、高齢者ケアの分野において有望な技術を持つスタートアップ3社の紹介を行います。
是非ご参加ください。
【日時】
2022年2月16日(水曜)
17時00分~18時15分 (日本時間)
9時00分~10時15分(欧州中央時間/CET)
【場所】オンライン開催 (ライブ配信)
【参加費】 無料
【定員】最大100人
【言語】英語・日本語(日英同時通訳)
【申込方法】
2022年02月14日(月) 23時59分までに以下イベント申込ページより必要事項を入力・送信してください。
https://www.jetro.go.jp/form5/pub/swg/digital_health
【公式ウェブサイト】
https://www.jetro.go.jp/events/swg/a9b858fabd947033.html
【プログラム (日本時間)】
17:00 – 17:05 ZOOM機能に関するご説明
17:05 – 17:10
「スイス テック産業の概要」 ジェトロ・ジュネーブ 所長 竹上 嗣郎
17:10 – 17:15
「GGBa(グレーター・ジュネーブ・ベルン・エリア)のご紹介」
Mr. Thomas Bohn, Executive Director, GGBa
(組織紹介)
2010年に設立された各州共同の公的投資促進機関。スイス西部(ジュネーブ州、ヴォー州、ベルン州、フリブール州、ヌーシャテル州、ヴァレー州)をカバーし、州投資誘致局と連携しながら、外国企業の進出をサポートしている。
17:15 – 17:25
“Connected health as a driver of the digital transformation in Healthcare”
Mr. Jens Krauss, Vice President, Systems, CSEM
(組織紹介)
ヌーシャテルに拠点を置く、スイスを代表する官民合同の研究開発機関。1984年設立。スタートアップや中小企業、大企業と連携し、基礎的研究や新技術を産業界に移転することを目指す。デジタルテクノロジー、精密機械、再生可能エネルギーの3分野に特に注力し、世界各地の225の企業と共同・受託研究を行っている。
17:25 – 17:35
“Microcity startup incubator: accelerating a deep-tech ecosystem”
Mr. Marc Thurner, Director of the Start-Up Program, Microcity
(組織紹介)
600人の研究者、12の研究所から構成される、ヌーシャテルに拠点を置くアクセラレーション機関。ヌーシャテル州政府、CSEM、スイス連邦工科大学ローザンヌ校等と連携し、スタートアップや企業に対して、コーチングやメンタリング、資金調達、インキュベーション施設提供等の支援を行う。
17:35 – 17:45
「スタートアップピッチ1 NetSensing Technology 」
Mr. Philippe Koller, CEO, NetSensing Technology
(企業紹介)
2019年設立。安価に睡眠時無呼吸症候群の状況や重症度をモニタリングできるウェアラブルデバイスを開発する。同社のデバイスは米国睡眠医学会(AASM)の要件に準拠している。
17:45 – 17:55
「スタートアップピッチ2 Icosamed」
Dr. Max Boysset, CEO, Icosamed
(企業紹介)
早期がん(特に乳がん)を検出する衣類型ウェアラブル端末を開発する。デバイスによって収集されたデータは、アプリを通じて3D画像によって再構築される。既存のがん検診、治療を補完し、がんの早期発見を目指す。
17:55 – 18:05
「スタートアップピッチ3 MyElixa」
Ms. Silvia Cordoni, CEO MyElixa
(企業紹介)
人の水分摂取量を測定し、水分が不足している場合に通知するウェアラブルデバイスを開発する。必要に応じて、遠隔地にいる家族やかかりつけ医師にデータをアプリで共有し、高齢者の脱水症状を防ぐ。
18:05 – 18:15
質疑応答
モデレーター:ジェトロ・ジュネーブ 所長 竹上 嗣郎
ジェトロ・ジュネーブ事務所 GGBa(グレーター・ジュネーブ・ベルン・エリア) (共催)ヌーシャテル州政府 |
【お問合せ先】
ジェトロ・ジュネーブ事務所 (担当:城倉(じょうくら)、コルニエ)
Tel: 41-22-732-1304 Fax: 41-22-732-0772
E-mail: swg@jetro.go.jp