東北大学は、日本貿易振興機構(ジェトロ)とDATEntre(東北イノベーション人材育成コンソーシアム事務局)との共催で、東北で学んでいる留学生と外資系企業24社との交流会を開催し、留学生と企業間のコミュニケーションと相互理解の促進を図りました。
本イベントは新型コロナウイルスの影響により、Zoomを使用したオンラインでの開催となりました。
ジェトロの調査によれば、日本の外資系企業は英語のコミュニケーション能力を持った人材の採用に苦慮している傾向があるようです。一方、日本学生支援機構の別のデータでは日本で学ぶ留学生は日本特有の採用システムや言葉の壁に直面しており、留学生の6割が日本で仕事をしたいと思っているにも関わらず、全留学生のおよそ3割しか就職できていないという結果を示しています。
このイベントは留学生が日本で企業を選ぶ際の選択肢の1つとして企画されたもので、合計約100名の学生が参加し、エリクソン・ジャパン株式会社、ノバルティスファーマ株式会社、アストラゼネカ株式会社をはじめとする外資系企業24社がZoomの各ブレイクアウトルームを使って企業説明を行いました。
学生と企業担当者は和やかな雰囲気の中、対話形式のディスカッションを行いました。